浮気調査終了後に依頼者に渡される浮気調査報告書とは
浮気調査報告書について
興信所に浮気調査を依頼して、浮気調査が終了すると、依頼者の下に浮気調査報告書というものが送られます。これは興信所によってフォーマットや記載されている内容が異なるものなのですが、簡単に言うと浮気調査の結果が記載されている報告書です。
浮気調査の依頼をしたことがない人は人生の中でなかなか見る機会のないこの浮気調査報告書ですが、浮気調査を依頼した興信所からもらった際には、どういったところに目を通すべきなのかということを知らない方は非常に多いです。
私も浮気調査興信所株式会社の社長をやっておりますが、お客様に浮気調査報告書を渡したときは、やはり皆さん戸惑われるようで、これを渡す際にはどのように読むべきかを丁寧にお伝えするようにしています。
今回は、興信所に浮気調査をした際に戸惑うことがないように、浮気調査報告書の読み方についてお話します。
浮気調査報告書にはそもそも何が書かれているのか
浮気調査報告書には、その名のとおり浮気調査をした結果をまとめた報告が記載されています。対象者の浮気の事実はあったのか、また浮気の事実があったなら相手はどんな人なのか、どれくらいの頻度であっているのか、肉体関係はあるのか、いつどういった場所出会っているのかなどの情報が詳しく記載されています。
また、浮気調査報告書には離婚調停で使うための浮気の証拠となる写真も貼られています。この写真は、裁判で使うもののため、専用のカメラで撮られた高画質なものが多いです。
ちなみに、裁判で使える浮気の証拠は、定期的に肉体関係を結んでいることが証明されるものに限ります。具体的には、ラブホテルに浮気相手と入ってから、40分以上後に二人出てくるところを撮った写真や動画が必要です。また、肉体関係に複数回及んでいることを証明しなければならないので、ラブホテルでの写真は複数回分必要です。こういったところからも裁判所が考える浮気の基準が読み取れて面白いですよね。世間的にはキスをしていただけでも充分浮気だと判断する人が多い中、裁判所が認める浮気の基準はずいぶんと浮気をする側に有利にできているものなのです。
優秀な浮気調査のスタッフが作成した浮気調査報告書とは
浮気調査興信所株式会社の社長として言わせてもらうならば、浮気調査報告書を読めば、その興信所の浮気調査のスタッフの実力が大体分かります。
浮気調査報告書を見るときに注意する点はまず、写真の撮りかたです。いくら対象者カップルがホテルに入っていく浮気の決定的瞬間が撮れていたとしても、顔が隠れている後ろからのアングルからでは離婚調停に提出する証拠としては弱くなってしまいます。浮気の証拠となる写真が、しっかり前から撮れているかどうか確認しましょう。これは当たり前のことのようにも思えますが、実は非常に技術が必要なことなのです。
浮気をしている対象者カップルを正面から撮るためには、彼らの視野内で撮影しなければなりません。それも、顔がはっきりと映るくらい近距離で撮影しなければならないのです。小型のカメラで撮影したり、ホテルの入り口に車を止めて、車内から撮影するなどの手法はありますが、それでも対象者を正面から撮れる浮気調査のスタッフはかなり優秀な部類に入るといえます。興信所の社長である私でも、対象者カップルを確実に正面から撮れるかと聞かれると自信がありません。
また、興信所から渡される浮気調査報告書を見る際には、時系列ごとに詳しい記載がされているかにも注目しましょう。たとえば、対象者カップルを尾行していたある一日についての報告のページならば、「10時 対象者カップル駅で落ち合う。その後駅前のカフェに入る。11時 カフェから出た二人は男性の所有する車に乗り込み、横浜方面へ向かった。」などといったような記載のされ方をしている報告書は、優秀なスタッフが書いた可能性が高いです。浮気調査報告書に求められるのは調査報告の詳細さであり、どれだけ詳細に浮気をしている対象者カップルのことを調べられたかによって離婚調停の勝敗にもかかわってきます。その中でも、対象者カップルが行動していた詳細な時間についての記載というのは非常に重要な情報なのです。
優秀な浮気調査スタッフは、離婚調停の際に有効な優れた浮気調査報告書を作成します。逆に言えば、たとえ結婚相手が浮気をしていたとしても、浮気調査をしたスタッフ優秀でなければ、離婚調停において結婚相手に浮気の事実を認めさせることはできないのです。私は興信所の社長として、これまで幾度となく離婚調停を目にしてきましたが、浮気をしていることと浮気を認めさせることの間には確かな隔たりがあります。
浮気をしている事実を、依頼者の利益へと変えるために、浮気調査興信所株式会社は高い調査力を持ったスタッフが、お客様のニーズに最大限お応えする浮気調査をさせていただきます。